先日、6か月点検のためMAZDA3をディーラーさんのところに持って行ったところ、点検が半日くらいかかるとのことで、MAZDA3の新車を代車で貸してくれました。
セダンとハッチバックとの違いがあるものの、私のと同じディーゼル車です。
「セダンよりもハッチバックの方がフットワークが軽い感じがする…」とか「新車ってこんなにアイドリング音が静かなんだ…」とか違いを感じることができて楽しかったです。ディーラーの担当さん、ありがとうございました!
新車の雰囲気を感じたせいで、なんでもいいから5000km走行した私のMAZDA3になにかメンテナンスしてあげたいと思い、「マツダ純正ディーゼルデポジットクリーナー」を買ってみました。
※容器の説明書きの一部を転載
マツダ純正ディーゼルデポジットクリーナーは、ディーゼル車専用のクリーナーです。燃料タンクに注入するだけで、インジェクターノズルのデポジットを洗浄し、DPF再生時間の回復を期待できます。また、低温時の始動性を改善し、エンジン内の失火を防ぎます。
名称:軽油用添加剤 種類:軽油用
用途:自動車用燃料添加剤(ディーゼル車専用)
形式:燃料添加タイプ 内容量:250mL
主成分:インジェクタ洗浄剤、セタン価向上剤、潤滑性向上剤
インターネットで調べてみると、おもに「エンジン内部を洗浄する効果」があるようですが、その類の添加剤を使うとエンジンオイルが汚れるという情報が見られます。
ですので、オイル交換が近付いたタイミングで添加剤をいれるのがよいとのことです。
ですが、私のMAZDA3は6か月点検でちょうどエンジンオイルを交換したばかり…。
見方を変えれば、きれいなエンジンオイルは、オイルがどれくらい汚れるかを調べてみるにはちょうどいいとも考えることができます。
ということで、さっそくデポジットクリーナーを使ってみることにしました。(汚れが激しかったらエンジンオイル交換の覚悟!)
デポジットクリーナーを入れた後に燃料を満タンにします。満タンク。ガンタンク。
下記はあくまでも走行距離5000kmのエンジンに対する使用感です!
エンジンオイルの汚れは?
エンジンオイルの状態を、オイルレベルゲージをふき取ったキッチンペーパーで見てみます。
クリーナ使用前、使用後約200km走行後、使用後約400km走行後の状態です。
エンジンオイルに混じったススの量が少なすぎるとかオイルフィルターに捕集されてるとか、色々想像はしてみるものの、素人の技術力ではこの辺が限界です。
「走行距離5000km程度のエンジンに対してキープクリーン目的でデポジットクリーナーを使用してもエンジンオイルに対して悪い影響はなさそうな気がする…」という感じです。
エンジンオイルの量は?
全く変化なしでした。
エンジン音に変化は?
暖気していない状態のアイドリング音が、46dB~48dBでデポジットクリーナーの使用前後で有意な差は測定できませんでした。暖気後は40dBくらいです。
トルクに変化は?
デポジットクリーナーには、セタン価向上剤(軽油が燃焼しやすくなる)が含まれているので、トルクがあがりそうな気がします。
体感としては「トルクが上がった!グングン坂道を登る!」という変化はありませんでした。デポジットクリーナー使用前でも坂道グングン登ってくれてますからね…。
燃費に変化は?
「劇的に燃費が上がった!」ということはありませんでした。
高速道路や田舎で20~30km/L、街中で14~17km/Lという感じです。
DPF再生間隔は?
DPF再生が稼働している間隔を定期的に把握していないので、よくわかりませんが、確実にDPF再生が発生したというのを確認して次のDPF再生がまだ起こっていません。その間、258km走行しています。
コネクティッドサービスでDPF再生の頻度とかOBDの情報がもっと見れたら、私は絶対に継続契約します!
トルクが上がったり、燃費が上がったりという効果がなかったということは、「クリーナー使用前でもエンジン内部の汚れが大したことなかった。だからクリーナーを使っても変化がなかった。」ということなのかもしれません。
エンジンの内部はなかなか見ることができないので、素人はその状態を想像するしかありません。あれこれ想像するのもなんだか楽しいものですね。