ロードスターの最大の特徴は、オープンカーであること!
そこが憧れちゃうポイントですし、町でも目を引きます。
しかし、オープンカーはやっぱりマイナーなので、見たことはあっても実際に乗ったことがある方は意外と少ないんじゃないでしょうか。
私もどうやって屋根を開け閉めしているのか、試乗するまで詳しくは知りませんでした。
ということで、NDロードスターのルーフ開閉方法をご紹介します。
NDロードスターの屋根の開け方
NDロードスターは、ソフトトップ(屋根が幌)です。
丈夫な布でできていますが、中にはちゃんと鉄板らしき固い物が入っています。
開閉は手動です。
車内に屋根を開閉するためのレバーのようなものがあります。
①まず、ちっちゃいレバーをスライドさせてストッパーを外し、
②奥のでっかいレバーを手前に引きます。
※窓が自動でちょっと下がります。
これで屋根のストッパーが外れたので、後は手でぐい~っと開けます。
パチンというまで格納部分に押し込んだら完成…なんですが、結構力がいるので、ここが難しいです。
男性とか肩関節が柔らかい人なら座ったままでもできると思いますが、私はドライビングポジションが前寄りなのと体が硬いのとで、シートベルトしたままではできません。
NDロードスターの屋根の閉め方
閉める方が簡単で、座ったままでもできます。
①座席の間にあるレバーを上げると、
②格納されていた屋根が飛び出してきます。
③手でぐい~っと閉めます。
閉める時は鉤状のストッパーが飛び出しているので、
④ぶつからないように鉤部分を下げてから屋根をぴったり閉じ、
⑤でっかいレバーを手前から奥に戻せば
⑥閉まりました!
急に雨が降って来た時など、閉める方が開けるよりも緊急性が高いので、閉める方が簡単なのはありがたいです。
こんな感じで、屋根の開閉ともに操作自体は難しくありませんが、柔軟性は必要かもしれません。
「スポーツカーに乗るには体力がいる」と言われますが、こういうことだったのかっ!とちょっと思いました。
おまけ:RFの場合
RFはハードトップ(普通の金属の屋根)で、開閉は電動です。
時速10km以下なら走行中も開閉が可能です。(高速で急に雨になったら…?)
車内のボタンを長押しすると、約13秒で屋根が開閉します。
ハードトップオープンカーとしては世界最速の開閉速度らしいですが、試乗した時は、13秒ボタンを押しっぱなしというのは結構長く感じました。
ただ、屋根が格納されたり出てきたりする様子はトランスフォーマーみたいでめっちゃかっこいいです!