スマホのアプリを使ってMAZDA3の車内の音圧レベルを測定してみました。
音圧レベルとは、音の大きさを表す物理量で「80dB(デシベル)」とかいうやつです。
こんな式で決まってます。
「人が聞き取れるぎりぎりの音の大きさに対して、その音のエネルギーが何倍大きいのか」を対数で表した数字を10倍したものです。(音のエネルギーは音圧の2乗に比例する。)
例えば40dBの音であれば、人が聞き取れるぎりぎりの音のエネルギーの10,000倍(1万倍)のエネルギー、100dBであれば10,000,000,000倍(100億倍)です。
数字が大きすぎると、感覚的に分かりにくいので対数(その数字の桁数みたいなもの)を使ったというわけです。
でも、対数を使うだけだと「図書館が4ベル」で「電車が通るガード下が10ベル」となり、音の大きさはだいぶ違うのに、6しか差がないのも変な感じがします。
そこで、小学校の時に使ってた「デシリットル」の「デシ」を使って「図書館が40デシベル」、「電車が通るガード下が100デシベル」というふうにしたわけです。
音は感覚的なものもあるので、「デシ」を使ったあたりは絶妙でちょうどいいと思います。「ミリベル」にしてたら数字が大きくなって、騒音被害の意識が掻き立てられそうな気がします…。
デシベルの雰囲気はこれくらいにして、実際にMAZDA3の音の大きさをスマホで測ってきました。スマホなんで絶対値の正確性はよくわかりません。
※使ったスマホのアプリ:デジベルX
※周波数補正:A特性
※1分ぐらいの平均値を記録しました。
近所のイオンで測ったら60dBでした。
イオンの駐車場で測ったら50dBでした。
車の中でも測ってみました。エンジンは切った状態で車内は33dB、車外は50dBでした。
エンジンをかけて、アイドリング状態で車内は41dB、車外は車から1mくらい離れたところで57dBでした。
走行中の車内は、状況によって変化しますが50km/hくらいの走行で58dBでした。
高速っぽいところで70~80km/hくらいの走行で62dBでした。
走行中のMAZDA3車内は数字的にはイオンの店内と同じくらいです。
騒音の目安として、60dBは「静かな乗用車」が例示にあるので、MAZDA3の遮音性は良い方なのかなという気がしています。
ディーゼル車でこんな感じなので、ガソリン車はもっと静かなんだと思います。
こうやって数字を出していくと、色んな車の比較をしてみたくなります!