おもしろそうな記事を見つけたので、村上春樹っぽく翻訳してみました!
「コンシューマー・レポート」はアメリカの消費者情報誌です。
最良の車を作るブランドはどれだろう?
(それは形而上の問題かも知れないし、あるいは全く意味などないのかもしれない。でも、誰だってそれを知らずにはいられない。)
コンシューマー・レポートの専門的なテストとメンバーの調査データが、最高と最悪の自動車メーカーを明らかにするのだ。
今年はポルシェが、3位のスバル――その得点は変わらずじまいだった――を飛び越えて首位に立つ。
ジェネシスはといえば、2位に留まっている。(まるで塹壕に身をひそめるスナイパーのように。)
これは、専門的なテストとメンバーの調査に基づくコンシューマー・レポートの調査結果だ。
トップ集団は、ロードテスト、信頼性、所有者の満足度調査における優れた結果――それぞれの車種の総合結果に組み込まれる――から恩恵を受ける。
概してこのリストの最高のブランドには、常に好調な多くの製品ラインナップがある。
コンシューマー・レポートは、テストしたポルシェ、ジェネシス、マツダ――もう一つのトップブランドだ――の全車種をお勧めする。
スバルはその栄誉にはわずかに及ばない。WRXセダンの予測信頼性の平均が低かったばかりに。
テスラは最大の利得者だ。モデル3とモデルSセダンの信頼性が向上したおかげで、8ランクもアップしたのだから。
下位ブランドも相変わらずのメンツだ。フィアット、三菱、ジープ、ランドローバー、キャデラック、ジャガー、アルファロメオ、GMCはやっぱり足りない。(やれやれ。)これらのブランドの計36車種をテストしたけど、僕らがお勧めできるのはたった1つ、ジープのグランドチェロキーだけだ。
僕らのランキングで多少浮き沈みするブランドは、A6やA8を持つアウディみたいに、新しい車種やリニューアルした車種を売り出しがちだ。
あるいは、予測される信頼性が変化することもある。購入者は、(好むと好まざるとにかかわらず、)全てのブランドの車種の信頼性の成績は変わりうるということを忘れてはいけない。
自動車ブランドのランク付け方法
テストした各車種の総合得点の平均に基づいてブランドレポートカードを作る。
そこに含まれるためには、1つのブランドは少なくとも2車種をテストされなければならない。
総合得点は4つの重要な要素に基づいている。走行試験、信頼性、所有者の満足度、安全性だ。(それは決まっていることなんだ。)
- 走行試験の得点は、コンシューマー・レポートが購入した車に50以上のテストを行う。
- 信頼性の予測は、17のトラブル領域でコンシューマー・レポートのメンバーが報告した問題に基づいている。
- 調査対象のコンシューマー・レポートのメンバーからの所有者満足度は、もし再びそうしなければならないなら、同じ車を買うかどうかを反映している。
- 安全性は、衝突試験の結果と、その車種に標準装備の実証済みの高度な安全機能に与えられる追加得点を含む。
(完璧なブランドなんてものは存在しない。完璧な絶望が存在しないように。)