同じベース車体、同じ5ドア、同じ第7世代商品ということで、「MAZDA3ファストバック」と「CX-30」の「試乗車」の配車状況を見ていこうと思います。
今回はエンジングレードや駆動などを比べます。
※10月29日におなじみのこのサイトで数えました。
現時点での基本データ
MAZDA3は12月、CX-30は1月にSKYACTIV-Xが発売予定ですが、現在購入できるものだけざっくりと図でまとめるとこんな感じです。
MAZDA3ファストバックの20Sはかなり手薄ですね。そこをCX-30がカバーしている感じでしょうか。
ボディーカラーはどちらも同じ色で全8色ですが、こちら↓で分析しています。
エンジンタイプの比較
まずはガソリンとディーゼルの割合を比べてみます。
MAZDA3ではファストバックがガソリン担当、セダンがディーゼル担当という感じで、両方合わすと半々になるんですよね(グラフではわかんないけど)。
CX-30はほぼハーフ・ハーフです。
駆動方式の比較
2WDと4WDの割合はどうでしょう。
都道府県別に試乗車の台数を並べてみました。
青が2WD、緑が4WD、左がMAZDA3、右がCX-30です。
MAZDA3ファストバックは、特に西日本の4WDがかなり少ないですが、さすがはSUV!CX-30はまんべんなく配車されており、トータルでは4WDが多数派です。
やっぱり家族や友達や荷物を一杯乗せて、アウトドアへぐいぐい出かける用の車なんでしょう。
トランスミッションの比較
MT設定があるとはいえ、MTの試乗車はかなり珍しいです。
総配車数はほぼ同じですが、MAZDA3のMT車は全国に6台しかないのに対し、CX-30は17台配車されています。2台持ち県もちらほら。
北陸の3県は、配車数が少ないのにMT車をしっかり確保してます。なんでだろ?
おまけ:CX-30好き都道府県はどこ?
販売店1店舗がCX-30を平均何台持っているかを出してみました。
あくまでCX-30だけの数なので、これによってSUV人気かどうかを判断することはできませんが。
CX-30好き第1位は長野県でした! 山が多いからかな(安直すぎる感想)。
中国・四国地方は、隣同士の県でも傾向が全然違うんですね。
試乗車を比べてみると、車の形や大きさは似ていても、やはり使用目的やターゲットは異なるんだな、というのがほんのり見えてきますね。
どっちもカッコいいし良い車なので、購入検討中の方は迷うのも楽しいと思いますっ!