さあ、始まりました「MAZDA3でドライブして、ついでに教養を身につけよう」のコーナーです(迷走中)。
●カルスト地形「平尾台」
先日、北九州市の平尾台に行ってきました。
平尾台は日本三大カルストの1つです。ちなみに他は秋吉台(山口)と四国カルスト(愛媛・高知)です。
緑の草原に丸くて白い石灰岩(ピナクル)がいっぱい。
このピナクルを羊に見たてて、羊群原(ようぐんばる)とも呼ばれます
なだらかなすり鉢状のへこみ(ドリーネ)もあちこちに見られます。
地下には200を超える鍾乳洞が広がっていますが、朝早すぎてまだ開いていませんでした。残念!
千仏鍾乳洞
http://www.senbutsu-cave.com/牡鹿鍾乳洞は公式サイトが見つかりませんでした。
●カルスト地形のでき方
さて、この奇景はどうやってできるのでしょうか。
まず、大気中の二酸化炭素や窒素酸化物などによって雨が弱酸性になります。
そして酸性の雨が石灰岩の隙間に流れ込み、石灰岩を少しずつ溶かしていきます。
この過程には何万年単位の時間がかかります。
こういう地形に佇むと、ちっぽけな自分を思い知らされますね。
●帰りの高速で瞬間最高燃費を記録
ディーゼル半端ないって! 燃費半端ないって!
高速走行でめっちゃ30km/L超えるもん。
そんなんできひんやん、普通車で。そんなんできる?
(中略)
これは絶対カー・オブ・ザ・イヤー入るな。(入りますねぇ!)
高速道路で燃費をよくするには「80km/L…ではなく80km/hで等速走行する」、
街乗りで燃費をよくするには「加速終了時に大きめにアクセルを戻す」を意識すると燃費が高めになる気がします。
●雨の後は要洗車
上記のように、自然の状態でも雨は酸性なわけですから、雨に濡れたまま車を放っておくと、水分が蒸発して残った酸性成分が染み込み、塗装を傷めることがあります。
雨の後は早めに洗車しましょう。
って、マツダも推奨しています。
https://www.mazda.co.jp/purchase/carlife-care/coating/body/maintenance/
まあ、分かってはいるんですが、雨続きだとちょっと手間ですよね。
ヨーロッパでは酸性雨の被害が深刻なので、ドイツ車などでは日本のより厚く強い塗装がされているとか何とか…。
(日本で販売されているドイツ車の塗装がどうなっているのかは知りません。)
●「洗車雨(せんしゃう)」って知ってる?
「つれぇわー、昨日車洗ったのに雨とか、マジつれぇわー」とか「埃まみれのボディを雨でキレイにしたったw」ということではありません。
これは、「7月6日に降る雨」のことです。使う場面が限定的すぎる…っ!
ここでの「車」は牛車のこと。
七夕の前日に、彦星が牛車を洗って、織姫に会いに行く準備をしている。その水が雨になって降ってくる、と言われています。洗車に伴う汚水が空から降ってきているということです。
デート前に気合い入れて洗車とか、現代人にも通じる心理なのが面白いですね。
今後は7月6日が雨だったら、「やれやれ、洗車雨か…」って言ってみて下さい。
ウザがられること間違いなしです。