かおりんのクルマちゃんねる

素人による素人目線の車(MAZDA3)紹介ブログです!MAZDA3の購入を検討されている方や納車を待っている方の暇つぶしに貢献したいです!

【MAZDA3】北米のリコール報告書を淡々と訳してみました【真顔】

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海外でMAZDA3のリコールが出ているようなので、北米のリコール報告書を翻訳してみました。

↓翻訳した米国運輸省道路交通安全局の報告書です。

https://static.nhtsa.gov/odi/rcl/2019/RCLRPT-19V425-3108.PDF

 

意味がわかんない箇所がいくつかありますが、ご容赦ください!

 

 

第573回 安全のためのリコール報告書 19V-425

 

メーカー名:北米マツダ

提出日:2019年6月7日

アメリカ運輸省リコール番号:19V-425

メーカーリコール番号:3519F

 

 

メーカー情報

メーカー名:北米マツダ

住所:〒20039 ワシントンDC NWスイート910 コネチカット通り1025

電話番号:800-222-5500

 

関係する可能性がある数:25,003台

不具合の推定割合:1%

 

 

車両情報

車両1:2019年モデル マツダ マツダ3

車両タイプ:軽量級車

ボディタイプ:全て

パワートレイン:ガソリン

説明情報:

・組み立て時にハブボルトとハブフランジとの間に部分的な隙間があったかも、という車両の生産記録からリコール台数を決定した。

 

・このリコールに含まれない車両には、組み立て時にハブボルトとハブフランジとの間に部分的な隙間があった。(?)

 

・以下は、モデルイヤー/メーカー/モデルで記した影響を受ける番号:2019年モデル/マツダ/マツダ3:25,003台

 

製造日:2018年9月25日~2019年4月19日

車両識別番号1:

初め:JM1BPACM2K1100042

終わり:JM1BPAMM0K1136438 □不連続

車両識別番号2:

初め:3MZBPAEM7KM100048

終わり:3MZBPAEM7KM100048 □不連続

 

 

不具合の説明

不具合の説明:ホイールラグナットが通常走行中に緩み、外れることがあります。最悪の場合、連続使用するとホイールが車両から脱落することにつながります。実際のホイール脱落は報告されておらず、この問題に関連する事故、負傷、死亡はありません。

 

アメリカ連邦自動車安全基準1:未発表

アメリカ連邦自動車安全基準2:未発表

 

安全上のリスクの説明:この状態で連続使用すると、ホイールが外れ、車両が制御不能になる可能性があります。

 

原因の説明:製造工程でのエラーにより、組み立て中にホイールのハブボルトとハブフランジの間に隙間ができる場合があります。工場で最初から正しい仕様に適切に締め付けても、この隙間がラグナットの緩みを引き起こします。

 

発生し得る警告の識別:ホイールが車両から外れる前にガタガタ音がします。

 

 

供給者の識別

部品メーカー

名前:未発表

住所:未発表

国 :未発表

 

 

時系列

2019年4月9日:マツダがアメリカ市場外から、「走行後にホイールナットが緩んだ」という最初の現場報告を受け取った。

 

2019年4月11日:マツダは、日本工場で製造した在庫車両の調査の結果、同じ不具合の状態を確認した。根本的な原因は、ハブベアリングアセンブリのハブボルトのヘッドとハブフランジの間に生じる部分的な隙間だと特定された。これがトルクの損失と最終的なホイールナットの緩みにつながる。

 

2019年4月14日:マツダは、メキシコ工場で製造した車両で同じ不具合が発生したことを確認した。

 

2019年4月19日~22日:隙間ができないように、部品メーカーでのハブボルトとハブフランジの間の圧入の組み立て工程を改善。

 

2019年4月19日・5月3日:マツダ工場でホイールナット対策として再締め付けを追加。

 

2019年5月30日:マツダは品質監査委員会を開催し、これまでに入手可能な全ての情報を見直し、特定の2019年モデルマツダ3に積極的な現場対応を実施することを決定した。

 

 

改善方法の説明

改善計画の説明:オーナーには郵便で通知し、車をマツダのディーラーに持って行くように指示します。ディーラーは、正しい仕様にフロントとリアのホイールナットを締め付けます。オーナーへのこのサービスは無料です。対象車両のこの不具合に関連する修理は、マツダの新車保証期間でカバーされるでしょう。したがって、通知前にこの不具合に関連して行った修理の払い戻し計画は、影響を受けるオーナーには提供されていません。

 

改善部品とリコール部品の違い:元々のパーツを再締め付けします。ホイールナットの再締め付けは、確実にホイールハブボルトとハブフランジの間の隙間をなくし、適切なホイールナットの締め付けをきちんと維持します。したがって、改善部品は使いません。

 

リコール部品:BCKE-3304X、BDTS-3304X(フロントのハブベアリング)/BEET-2615X、 BDTS-2615X(リアのハブベアリング)

 

製造中にいつどのようにリコールの条件が修正されたかの確認:ホイールナットの再締め付けは、2019年4月19日から日本工場、2019年5月3日からメキシコ工場で実施しています。

 

 

リコールのスケジュール

リコールのスケジュールの説明:ディーラーへの通知は2019年6月12日に行う予定です。オーナーへの通知書の郵送は2019年8月6日までに完了する予定です。

ディーラーへの通知予定日  :2019年6月12日

オーナーへの通知予定日   :2019年8月6日

 

日本の工場で対策が始まったのが4月19日、以前私がツイッターで調べた限り日本仕様車で最も早い生産が5月中旬です。

ですので、日本に出回っているMAZDA3は上記のリコール対象外というふうに理解しております。