MAZDA3の特徴のひとつとして、エクステリアのリフレクションがあげられます。
でも、私はボディーカラーを白にしたので、他の色と比べるとリフレクションが弱いと思っています。
そこで、リフレクションの原理を考えてみることで、どうしたらリフレクションの強い写真が撮影できるかを考えていこうと思います!
※注意!
高校生までの理科の知識(大学では勉強してない)と想像ですので、ほんとかどうかは保証できません!!
1 物が見えるのはなぜか
まずは最も基本的なところからイメージしていきます。
・物が見えるのは、その物から飛んでくる光が目に入るからです。
・物から光が飛んでくるのは、太陽や照明の光がその物に当たって跳ね返っているからです。
時系列に図で並べてみました。
2 車のボディーに物が映るのはなぜか
次はリフレクションに最も重要な「物がボディーに映る」イメージです。
・車のボディーや鏡などに物が映って見えるのは、車のボディーなどから飛んでくる光が目に入るからです。
・車のボディーから光が飛んでくるのは、物から飛んできた光を反射するからです。
時系列に図で並べてみました。
3 黒と白はどう違うのか
体感としてリフレクションが強い色(黒)とそうでない色(白)がありますが、色の違いをイメージします。
・黒い物は光を吸収します。
・白い物は光を乱反射します。
4 車のボディーが光を反射するのはなぜか
車のボディーが光を反射するのには、仕掛けがあります。
・車のボディーには、クリアコート(透明な塗膜)が施されており、この透明な膜も光を正反射させます。
※もちろんクリアコートの下の塗装面でも光は正反射していると思います。
5 リフレクションが黒と白で違うのはなぜか
ここのイメージがとても難しいです。車のボディーには物からの光以外にも太陽や照明の光が当たります。
・黒のボディーは、主にクリアコートで物からの光を正反射し、黒塗装面で太陽や正面の光などを吸収します。そのため、物がボディーにはっきり映ります。
・白のボディーは、主にクリアコートと白塗装面で物からの光を正反射しますが、太陽や照明の光を吸収せずに乱反射させます。そのため、物がボディーにはっきり映りません。
夜は窓ガラスに自分の姿が映りやすいけど、昼は映らないのと一緒ですね!
1~5で原理的なところをイメージしました。
原理がイメージできれば、工夫のしようがあります。
こんなイメージを持ちながら、MAZDA3のカタログを見るとちょっと見方が変わるかもしれません。
次回の記事ではリフレクションが強くなる条件を考えていきます!
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