ドライバー・モニタリングはマツダの車ではMazda3から装備される新装備です(メーカーオプションの360°セーフティパッケージ)。
ディーラーで説明を受けて「まあ、注意喚起してくれる機能だよね」という理解でした。
改めて考えると、注意喚起する機能としては既存装備であるドライバー・アテンション・アラートも存在します。
そこで、何が違うかのか調べてみました。
1 ドライバー・モニタリング(DM)とは
ドライバーの顔つきを検知して、ディスプレイへの注意喚起表示と警報音の鳴動によって、注意喚起してくれる機能のようです。
例によって海外の説明書を翻訳しましたので、参考程度でご覧ください。
マツダコネクトの画面の隣あたりにカメラがついているようですね。あと、メガネをかけてたら反応しないようです。目の動きが重要な要素なのかもしれません。
将来的には、「あおり運転を検知したら、警告が何回か出て、最終的にはヒーリングミュージックが流れて止められなくなる」という機能をつけてほしいです。
2 ドライバー・アテンション・アラート(DAA)とは
マツダのホームページから引用しました。
DAAは、疲れの蓄積や注意力の低下などによる事故の抑制を図るシステムです。エンジン始動後、車速が65km/hを超えるとシステムが作動し、まだ疲れていない状態でのドライバーの運転とクルマの動きを学習。その後、学習したデータと実際の運転状況に大きな違いが出ると、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイ(MID)に休憩を促すマークを表示するとともに、警報音でドライバーに通知して休憩を促します。
3 2つの機能の違い
注意喚起を出すべき異変を「ドライバーの顔の映像」で検知するのがドライバー・モニタリング、「進行方向正面の映像」で検知するのがドライバー・アテンション・アラートということのようです。
また、ドライバー・モニタリングは5km/h以上の走行時に動作し、ドライバー・アテンション・アラートは65km/h以上の走行時のみ動作します。
図で示すとこんな感じでしょうか。
※ほかのMazda3の新装備はこちらで整理しています。